ナスのヘタにも効能があるんですよ~
そろそろなすの美味しい季節になりましたね!!
なすの黒焼きは昔から民間療法として歯槽膿漏や歯周病、歯痛などの目的で用いられてきました。
ちなみに黒焼きとは動植物を壺の中で黒くなるまで むし焼きにしたもののことです。
これは中国から伝来し、日本では江戸時代にとても流行ったようです。
実際現在でもなすの黒焼きに塩が入ったものを歯磨き粉として販売している所があります。
私も以前勤めていた漢方薬局でこの商品を扱っていたことがあり自分でも実際使ったことがあります。
その商品名は「ナスター」 という名前でした。→そのまんまの名前すぎてずっと覚えています。
実際使ってみると、 塩と炭(黒やき)以外何も入っていないので、現在市販されている塩入りの歯磨き粉 よりも味的に好きな人がいるのではないかと思います。
そして使ってみると確かに歯茎がしっかりしてくる気がします。
ただし、これ自分の指でこすって歯茎を磨いたりするので少々面倒です。
久しぶりにこの商品使ってみようかと思ったのですがネットで検索する限りこの名前では出てきませんでした。
これ以外にもナスのヘタの黒焼きは下血やはれものなどにも用いられると書かれています。そのため痔やあかぎれに なすの黒焼きとごま油を練って患部につけると良いと言われています。
残念ながらこれはやったことがないのでもしこれからされる方がおられたら是非感想をお聞かせください。
そもそも、ナスのヘタの部分をわざわざ黒くなるまで蒸し焼きにしてみようと考えた人の発想に驚かされます。
なんでこんなことしようと思ったんですかね?本当に不思議です。